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2009年3月

2009年3月26日 (木)

馬には乗ってみよ、人には添ってみよ

座右の銘はと聞かれれば、

非常に俗なのですが、

「思い立ったが吉日」ですと答えます。

それは、自分の弱点を戒める意味でです。

同じような意味の言葉として、

「馬には乗ってみよ、人には添ってみよ」

があるかと思います。

(違うといえば違いますが、「動け!」という意味では一緒かと。。。)

何事もやってみなければわからない。何人とも付き合ってみなければわからない。

興味があることでも、どうしても、やるまえにあれこれ考えて、

特にデメリットを考えすぎて、

結局、手をつけなかったことのどれだけ多いことか。

もっと残念なのは、人とのふれあいのチャンスを、

おんなじ理由で数百数千逃してきたことです。

直感的に合う合わないの判断はありますが、

それをクリアしたなら、とりあえず、仲良くなろうと努力してみる。

最初、合わないと思った人ほど、後で深い付き合いになることもあります。

ということは、話もしないうちから、好き嫌いを決め付けてしまうのももったいないのかもしれません。

この言葉を、異性関係において都合よく解釈して奔放に振舞う人もいますが、

それはそれで凄いことだと感心します。

人には添ってみよ。

実行したいものです。

マネードクターでした。

2009年3月18日 (水)

高速料金1000円対策の愚

高速道路の通行料引き下げによって、行楽での利用を「増やす」人は3分の1だそうです。

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高速道路の通行料下げ―行楽での利用「増やす」3分の1(1000人の家計簿)
2009/03/18, , 日経MJより

・景気対策の目玉として3月28日から高速道路の通行料金が引き下げられる。

・土日祝日に地方の高速道路の料金の片道の上限が千円になる。ETC利用が条件。

・日経新聞社の調査では、高速料金が下がったら春の行楽に自家用車の利用をこれまでより増やすと答えた人が3分の1だった。
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これを多いと見るか少ないと見るか。

私は少ないと見ました。

調査対象には、車を持っていない人も含まれる分、「増やす」人の割合は減るとは考えられますが、それにしても少ないのではないでしょうか。

「知っていた」という答は全体の88%で認知率はかなり高かったそうですから、知っていても利用しない人が多くいることになります。

「知っていた」という人の中で、高速道路利用を「増やす」人が34%だったそうです。

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この景気対策はあまり賢いものではないと感じました。

まず、レジャーという、消費としては上澄みであり、不況期には一番削られやすいところを刺激しようという発想がずれています。GDP成長への寄与度は、誤差の範囲に等しいでしょう。
これだけ足元の景気が悪く、年金・医療・介護・経済・政治等先行きの不安要因が大きい中では、出かけたらお金をもらえるくらいでないと効果は覚束きません。

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次に、地域差が出るような対策を国が行うことがずれています。

同調査によると、高速道路利用を「増やす」人は、住んでいる地域別では、首都圏が26%と最も低く、四国(59%)、中国(50%)、東北(44%)などと地方が高かったようです。

人口比でいくと首都圏の住人の消費を刺激するのが最も効果が出るはずです。
実際には、地方に出かければ首都圏住人も恩恵にあずかることができるのですが、首都圏の高速道路は対象外と言われてしまったら、まず出発しようとしないでしょう。

高い、狭い、混んでいるのが首都圏の高速道路ですから、それを解決するのが本来先にあるべきです。長期的課題ですし、用地買収や環境面から簡単ではない課題ですが。

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そして何よりも、ガソリン自動車利用を増やそうという発想がナンセンスです。
さらに排気ガスを撒き散らせと、国が税金を使って支援するわけですから、化石燃料使用抑制、CO2排出削減、環境保護というグローバルな方向性と逆のことをしています。

そもそも、環境に悪い、騒音がうるさい、購入コストが高い、維持コストも高い、殺傷機械であることからガソリン自動車の利用が減ってきているのですから、これら問題点を解決することに税金を使うべきです。

環境対策自動車の購入に補助をするほうがよっぽど利用者にアピーリングですし、経済効果も大きいでしょう。1台40万円補助するとしても、200万円の買い物をしてくれるわけですから。1000円+レジャー費用+ガソリン代のお出かけ効果よりもはるかに消費金額は大きくなります。

買う人が増えれば、自動車会社もエコ・カーの開発と価格低下に、より資本を投下できます。

ドイツなどで始めており、まだ開始当初ですが、利用度合いは好調だそうです。

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ちなみに、ETC利用に限定していることが利用を抑えているとの声もありますが、それはあまり大きな要因ではないと思われます。

同調査では、マイカーにETCが搭載されている人の割合は53%とほぼ半数だそうです。
「搭載されていない」人の中で「この機会に購入したい」人は14%にとどまるそうです。

ETC導入に対する補助の手続きが整っていなくて、ETCを販売・取り付けする店舗が対応できないということは、間接的に制度利用の障害となっているでしょう。

ETCは、渋滞解消、事故減少、利用履歴明確化、犯罪・事故捜査補助などのメリットがありますから、ETCの導入それ自体を促進する対策を打つべきでしょう。
ETCのメリットについての理解は、いいかげん、すすんだはずです。
ETC対応ゲートがまだまだ少数派なので、これを増やすべきですし、新車にはETCを標準装備にしてもいいでしょう。
思えば、扇国土交通大臣は、一生懸命に導入促進を図っていましたね。

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「高速道路1000円」は、得票が最大の動機である短期的対策であり、国民をあさはかなものであると勘違いした、実質的経済効果も薄い愚策だと感じるのは私だけでしょうか。

2009年3月 3日 (火)

時代はおばあちゃん

知り合いが本を出しました。

「詐欺・悪徳商法から身を守る方法」といい、タイトルどおり、騙されないためにどうしたらよいかを、騙しの手口と対処方法をわかりやすく示しながら教えてくれています。

本人も騙された経験がある(何回も!)とのことで、実体験からわかる騙される側の心理を丁寧にフォローしながら書いてくれています。

実は私も本を出しまして、彼の本と同じ「かしこく生きるためのシリーズ」という中の一本です。

それはともかく、

彼が本を出したことを周りに伝えたところ、沢山の人が買いたいと言ってくれたそうです。

彼はスカッシュのコーチをやっていまして、そこの生徒さんたちもその中にいるそうです。

それが、おばあちゃん達ばかりなのだそうです。

彼がそのキャラクターからおばあちゃん達にモテルのもあるのかもしれません。

しかし、どうやらスカッシュ教室の参加者の多くをおばあちゃん達が占めているようです。

テニススクールにおばあちゃん達が多く参加しているのは知っています。

でも、スカッシュといえば、けっこう激しいスポーツの印象があります。

しかも反射神経と一瞬の判断を要するはずです。

そこに沢山のおばあちゃん達が参加していることに驚きました。

70歳を超えてスカッシュなんて、おばあちゃん達の元気さに圧倒されます。

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この頃よく思うのですが、時代はおばあちゃん になっていないでしょうか。

高齢化社会なので、高齢者向けサービスを拡充しなければならない、これからは高齢者マーケットが伸びるとか、お金を持っているのは高齢者だとか、経済・ビジネスに関してよく言われます。

でもそういうことではなく、日本の社会を支える主役の一人に、おばあちゃん達が自然になっている気がします。

テレビなどマスメディアも、高齢者向け番組(趣味、健康など)を増やしたり、高齢者を多く取り上げるようになりました。

おばあちゃんがよく出てくるのは、田舎関連番組が多いですね。所ジョージの笑ってこらえてのダーツの旅とか、田舎に泊まろうとか、鶴瓶の家族に乾杯とか、人生の楽園とか。

不思議とおじいちゃんよりも圧倒的にあばあちゃんの露出が多いのです。

そこに出てくるおばあちゃん達は、明るくウィットに富んでいて活動的です。そして謙虚です。

変にプライドの高さを捨てられないで、人に寛大になれないでいるおじいちゃん達よりもよっぽど魅力的です。

というか、今年88歳になる自分の祖母をみていても、そのあたたかさ、懐の深さ、謙虚さに頭が下がります。

それは、戦中戦後の辛く苦しい時代を、男尊女卑の文化が色濃く残る中で、文句も言わずじっと耐え忍びながら、夫を支え何人ものこどもを立派に育て上げてきた体験の中で築き上げられたものなのでしょう。

会社でビジネスライクに仕事をしていればよい男性と違って、隣近所やこどもの関係で、特に人に対する評価の厳しい周りの女性たちとも上手く付き合っていかねばならなかったでしょう。

ただ、陽気なわけではないのだと思います。

そして、人が最も警戒心を解いて親しく話すことが出来るのがおばあちゃんです。赤ん坊を除いては。

時代はおばあちゃんになっている気がします。

「母は強し」という普遍の法則もあわせて考えると、おじいちゃんの時代が来る日ははるか遠いのかもしれません。

それまで偉ぶっていた分、引退後は女性に主導権を譲って、女性を支えながら静かに暮らすのは必然なのかもしれませんが。

マネードクターでした。

2009年3月 1日 (日)

鎌倉の古民家

今日は、知り合いの会社の本社に行ってきました。

それが鎌倉駅から鶴岡八幡宮を越えた川のほとりに立つ古民家なのです。

蕎麦屋?雑貨屋?アンティークショップ?出版社?

いいえ違います。

投信委託会社です。れっきとした金融機関なのです。

なかなか世間に無いパターンです。

鎌倉は、土地柄古民家の売り物件も多く、周りを自然に囲まれてゆったり暮らすにはとても魅力的です。

私も鎌倉出身として、いずれ海の見える古民家を買って、ゆったりと暮らしたいななどと思っていました。

10年位前に興味を持って調べたときには、程度がよくて海が見える古民家は1億円以上すると知り、夢を実現するのは相当先のことになりそうだと思った覚えがあります。

私の知り合いは、それを会社の本社にするという形で実現されました。

海は見えないのですが、鎌倉駅から徒歩20分以内で、この手の物件にしてはアクセスがよい物件です。

庭もあって、小山に接しており、小川もそばにあります。

都内に2LDKを借りるくらいの家賃だそうで、なかなかリーズナブルです。

「古い」民家というだけあって、手直しするのはなかなかハードそうですが、その造りには昔懐かしい雰囲気が満載です。

きっと投信の運用内容も、地に足の付いた落ち着いたものになるでしょう。

資産運用、金融という、これまではドライで先端的に運営されていた分野で、新しいスタイルを築いていかれることを願ってやみません。

私も、早く大もうけして、鎌倉に資産運用の寺子屋を建てなければ。

マネードクターでした。

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